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 USSラコタ(USS Lakota NCC-42768)は、惑星連邦宇宙艦隊が保有するエクセルシオ級宇宙艦であり、24世紀に就役していた。
 USSラコタはUSSエンタープライズ(NCC-1701-B)と同様の強化型エクセルシオ級として建造された。

任務概要[]

USS Lakota fired on by the Defiant

USSディファイアントと交戦するラコタ

 2372年地球で開催されたロミュラン帝国惑星連邦の外交会議である「アントワープ会議」が可変種によって爆破された事件の後に、艦隊司令部より召集を受けたベンジャミン・シスコ大佐オドーディープ・スペース・9から地球まで輸送した。(DS9:地球戒厳令・前編

 同年、宇宙艦隊レイトン中将によるクーデターで地球に戒厳令が発布された際には宇宙艦隊保安部の指揮下に入り、地球の各地域に武装した警戒要員を展開した。また、ラコタは各種装備がアップグレードされており、フェイザーの強化の他に量子魚雷も搭載されていた。(DS9:地球戒厳令・後編

 クーデターにより一時的にレイトン中将が宇宙艦隊を掌握した際、ラコタはレイトンの副官であるエリカ・ベンティーン大佐によって指揮された。

 クーデター計画を阻止するためにベンジャミン・シスコ大佐によって呼び寄せられたUSSディファイアント(NX-74205)が地球に接近した際に、ラコタはレイトン中将にディファイアントの無力化が命令され、ラコタとディファイアントは交戦し双方に重大な損傷と死傷者を出した。

 レイトンがラコタに搭載してある量子魚雷でディファイアントを破壊するようにベンティーンに命令を下した際に、ベンティーンは命令を拒否しディファイアントに降伏した。この戦いでラコタは24名の死傷者を出し、ディファイアントは2名の死者と7名の重傷者を出した。

背景[]

 USSラコタの名前はネイティブ・アメリカンの部族名にちなんでいる。ラコタに使用されたスタジオモデルは映画ジェネレーションズでエンタープライズBに改造されたUSSエクセルシオのスタジオモデルを使用している。

 エンタープライズBのモデルは、本来のエクセルシオ級のモデルへ容易に戻すことができるように考慮されて改造され、第二船体のディフレクター付近のバルジ部分は本体と接着されていたのだが、これをはがす際に本体を破損させてしまうことが発覚し、本来のエクセルシオ級のモデルへの復元が不可能となってしまった。そのため、VOYのエピソード『VOY: 伝説のミスター・カトー』でUSSエクセルシオを使用する際に、新たにスタジオモデルを作成しなければならなくなった。

 尚、撮影で使用されたスタジオモデルは40 Years of Star Trek: The Collectionで競売にかけられ、2006年10月7日に落札価格13万2000USドルで落札された。尚、落札時のレジストリナンバーはラコタのもののままであった。

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