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連邦・ドミニオン冷戦

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 連邦・ドミニオン冷戦(Federation-Dominion Cold War)とは、2370年後半の惑星連邦ドミニオンの敵対的なファースト・コンタクトから2373年後半に勃発したドミニオン戦争までの期間を指す非公式な呼称である。

ファーストコンタクト 編集

 2369年ベイジョー・ワームホールが発見されたため、連邦やその他の勢力はガンマ宇宙域への開発事業に乗り出し、多くの船を送った。2370年にはガンマ宇宙域の種族からドミニオンと呼ばれる強大な勢力のいくつかの情報は得られたが、接触は無かった。しかし、2370年の後半にガンマ宇宙域の惑星で宇宙艦隊ベンジャミン・シスコ中佐がドミニオンの人員と初めて接触したことで、ドミニオンの存在が明らかになった。

 この接触は決して偶然ではなく、ドミニオンによって仕組まれていたことであった。ドミニオンはベイジョー・ワームホールを超えてガンマ宇宙域に侵入してくるすべての船を監視し情報を集めていた。そして、アルファ宇宙域から調査にやってきたシスコ一行をジェムハダーが拘留し、アルファ宇宙域の種族に対してこれ以上ガンマ宇宙域への侵入は許さないと警告を行った。そして、ガンマ宇宙域の調査に派遣された船や新たに築かれた植民地ニュー・ベイジョーはことごとく破壊されたことが判明した。

USS Odyssey firing phasers.jpg

ジェムハダー戦闘機に攻撃を加えるUSSオデッセイ

 シスコ中佐らが拘留されたことで、宇宙艦隊はワームホールの通行禁止を決定し、キーオウ大佐指揮下のUSSオデッセイをシスコ中佐救出のためガンマ宇宙域へと派遣すると決定した。そしてDS9ランナバウト二隻(USSメコンUSSオリノコ)も同行することとなった。それら三隻の救出部隊はワームホールを越えてガンマ宇宙域へと侵入した。

USS Odyssey critically damaged.jpg

破壊されるUSSオデッセイ

 救出部隊は三隻のジェムハダー戦闘機によって攻撃を受けた。ジェムハダー機は連邦艦シールドを素通りできるポーラロン・ビーム兵器が搭載されており、ギャラクシー級USSオデッセイですら甚大な被害を被った。シスコ中佐はUSSリオグランデで脱出に成功したため、救出部隊は直ちに撤退を開始したが、ジェムハダー戦闘機の一機がオデッセイに体当たりを敢行し、オデッセイは撃墜されてしまった。(DS9: 新たなる脅威

 それ以降二年間に渡り、三隻(USSメリーランドUSSプロキシマUSSサラエヴォ)もの連邦艦がガンマ宇宙域で消息を絶った。(DS9: 敗れざる者・前編

平和に向けて 編集

 USSオデッセイ撃沈の報を受けた宇宙艦隊ドミニオンに対して別のアプローチを取る方針へと転換した。それは、元々対ボーグ戦闘用に開発されていた試作護衛艦USSディファイアント(NX-74205)を最前線基地であるDS9へ配備し、また、ドミニオンの創設者を探し出し、彼らと直接交渉することによって連邦がドミニオンの敵ではないということを示す必要があると考えた。また、ドミニオンの存在に連邦同様に不安を覚えたロミュラン帝国は、ドミニオンに関する情報を連邦から提供するという条件で、アルジェロン条約によって禁止されていた遮蔽装置を宇宙艦隊に対して貸与するという歴史的な条約調印を行った。

 ディファイアントによるガンマ宇宙域の探査によって創設者との接触に成功はしたが、創設者との和平は不振となり、彼らはすべての征服を目指す侵略勢力であることが判明した。しかし、どちらの勢力も戦争を始めるにはあまりにも準備不足であった。そのため、両勢力は冷戦状態へと突入していったのであった。(DS9: ドミニオンの野望・前編ドミニオンの野望・後編

先制攻撃 編集

Cardassian and Romulan fleet.jpg

カーデシアとロミュラン連合の攻撃艦隊

 ドミニオンの存在はアルファ宇宙域の各勢力に大きな衝撃を与えた。そして、同時に新たなる強大な脅威として認識された。アルファ宇宙域の大国の一つであるカーデシア連合エナブラン・テインは、オブシディアン・オーダーを率いてドミニオンの創設者を排除するために、ロミュラン帝国タル・シアーと同盟を結んだ。

 しかし、創設者はタル・シアーに既にスパイを送り込んでおり、この計画はすべて筒抜けであった。2371年、オブシディアン・オーダーとタル・シアーの連合艦隊は創設者の本拠地であるオマリオン星雲へ奇襲攻撃を行ったが、計画が既に漏れていたため逆にジェムハダーの大艦隊に待ち伏せに遭い全滅してしまった。この事件をきっかけに、オブシディアン・オーダーは壊滅しカーデシア連合内での勢力バランスが大きく乱れることとなった。(DS9: 姿なき連合艦隊・前編姿なき連合艦隊・後編

陰謀と情報操作 編集

 ドミニオンアルファ宇宙域の完全征服を目論んでいたが、アルファ宇宙域の勢力の連合と全面戦争を行う事は無謀であることを承知していた。そのため、ドミニオンは謀略を以ってアルファ宇宙域の各勢力の弱体化を水面下で開始していた。オブシディアン・オーダータル・シアーの弱体化はその目標達成の一つであった。

 オマリオン星雲の戦いのすぐ後に、今度は連邦ツェンケチを再び戦争へと突入させるために、ディファイアントをツェンケチ領域へと突入させようとした。しかし、この計画は未然に防がれた。(DS9: 忍び寄る可変種の脅威

 カーデシア連合では、オブシディアン・オーダーの消滅に伴い政治的な混乱が発生しており、カーデシア軍中央司令部に対してクーデターが勃発していた。この動きの裏に可変種がかかわっていると睨んだクリンゴン帝国はカーデシア連合に対して宣戦布告を行い、両国は全面戦争へと突入していった。

 連邦評議会はクリンゴン帝国の暴挙に対して批判を行ったが、逆にクリンゴン帝国はキトマー条約の破棄を一方的に突きつけ、両国の80年以上に渡る友好関係に終止符が打たれることとなった。そして、クリンゴン軍はカーデシア領域奥深くまで侵攻し、カーデシアは壊滅の危機に瀕した。カーデシア連合の新政府であるデタパ評議会が惑星連邦に対して支援を要請し、宇宙艦隊が彼らを保護したことをきっかけに、ついに連邦とクリンゴン間で戦争が勃発することとなった。(DS9: クリンゴンの暴挙

USS Lakota fired on by the Defiant.jpg

USSディファイアントとUSSラコタが戦闘を行う

   一方、連邦内でも可変種の脅威は深刻化していた。創設者は地球にも既に潜入していることが判明し、この危機的な状況を打破するために宇宙艦隊の一部の強硬派がクーデターを画策した。しかし、この試みは失敗したが、依然として可変種の脅威は残ったままであった。(DS9: 地球戒厳令・後編

 2373年前半、クリンゴン軍の将軍であるマートクが可変種と入れ替わっていることが判明した。この可変種の影響でクリンゴンによるカーデシア侵攻やキトマー条約破棄などが実行されたものと断定された。ベンジャミン・シスコをはじめとする潜入部隊によって可変種であることが明らかとされ、ヤン・イスレスクリンゴン人らによって可変種は排除された。

 これにより、連邦とクリンゴンの戦争は終結に向けて動き出すこととなった。(DS9: 可変種の脅威 第二幕・後編

ドミニオンの足がかり 編集

Dominion invasion.jpg

アルファ宇宙域へと援軍を送るジェムハダー

 ドミニオンアルファ宇宙域の政治的混乱を起こすにとどまらず、2373年中盤にはカーデシア連合ガルデュカットと交渉を行い、カーデシア連合との同盟を締結した。これにより、ドミニオンはアルファ宇宙域での完全なる足場を固めることができた。ドミニオンは直ちにカーデシア領にジェムハダーの援軍を送り、カーデシア領内に残るクリンゴン軍の駆逐を開始した。クリンゴン軍はカーデシア軍及びジェムハダーの攻撃に対応できず止む無くカーデシア領から撤退した。この危機的な状況に際し、クリンゴン帝国最高評議会総裁であるガウロンは惑星連邦とキトマー条約の再調印を行った。(DS9: 敗れざる者・後編

Second Fleet.jpg

宇宙艦隊の第2艦隊

 ドミニオンはカーデシア連合をドミニオンに加え、さらにはアルファ宇宙域の主要な勢力であるロミュラン帝国ソリア連合ミラドーンベイジョー臨時政府と相互不可侵条約を締結し、唯一ドミニオンに対して明確に対立の立場を取る惑星連邦及びクリンゴン帝国を孤立化させようとしていた。

 このままガンマ宇宙域からジェムハダーの援軍をアルファ宇宙域へ呼び寄せられると戦力差で圧倒的に不利になると考えた連邦は、ベイジョー・ワームホール機雷で封鎖するという手段に打って出ることとなった。この行動に対してドミニオンは即座に反応し交渉が行われたが、交渉は決裂した。

 そして、カーデシア軍とジェムハダーの連合艦隊がディープ・スペース・9へと進軍し、戦闘の火蓋が切って落とされた。同時に、宇宙艦隊とクリンゴン軍の連合艦隊はカーデシア領に侵入し、トーロス3号星のドミニオンの造船所の破壊に成功した。(DS9: DS9撤退の日

 遂に連邦連合軍とドミニオンの間でドミニオン戦争が勃発したのであった。

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