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 粒子兵器(Particle weapon)は多くの技術開発の進んだ文明によって開発もしくは装備された兵装の一種である。これらはエネルギー粒子粒子ビームや光弾などの形に変えて目標に対し攻撃を行う。(ENT:死のファースト・コンタクト

 いくつかの種族は後述するように粒子兵器を22世紀の中ごろに艦載兵器や携行型兵器として使っていた。艦載型の粒子兵器は一般的に粒子砲と呼ばれていた。[1]

携行兵器[]

 ヴァルカンは早くも20世紀半ばから携行型粒子兵器を使用していた。(ENT:スプートニクの飛んだ夜に) 22世紀半ばには、コリダンの反乱分子は粒子兵器で武装していた。(ENT:恩讐を越えて) テンダーもこの時期に粒子兵器で武装していた。(ENT:テンダーの虜囚) ズィンディ爬虫類族もまた同様に携行型粒子兵器で武装していた。(ENT:美しき潜入者) スリバンの携行型粒子兵器は目標を麻痺させることができた。(ENT:時を見つめる男

 地球連合宇宙艦隊は22世紀半ばに様々な非フェイズ粒子型パルス携行兵器だけでなくフェイズ銃も艦隊士官に支給していた。EM-33型パルス銃は発射する際に使用者が粒子のずれを補正する必要があった。(ENT:名誉に生きる者

 フェイザーの前身であるフェイズ銃は連続したビームを発射し、麻痺もしくは殺傷に設定させることができた。[2]ENT:夢への旅立ち

 フェイズ銃の粒子出力はパワーセルを分極することで強化することができた。(ENT:覚醒する恐怖

艦載兵器[]

 一般的には艦載型粒子兵器が発射されれば粒子衝突によって船体に焦げ痕が残る。高出力の粒子衝突の場合、粒子残留物が船体に酸化と熱衝撃反応を引き起こす可能性がある。(ENT:死のファースト・コンタクト

 宇宙艦隊の艦船にフェイズ・キャノンが導入されてからしばらくの間、この兵器は粒子流出のためワープ中は発射不可能と考えられていた。マルコム・リード大尉によれば、「こちら(エンタープライズ(NX-01))のワープ・フィールドが不安定になり、ナセルが吹き飛びます。」とのことである。(ENT:追放された者への祈り) NX-01とそれを追跡する細胞船との間でフェイズ・キャノンを用いたワープ航行中の戦闘が発生していることから、この問題は2152年までには解決されたようである。(ENT:暗黒からの衝撃波・後編) 22世紀のクリンゴンにとっては、これらの砲は「威力の低い素粒子砲」とされ、D5級巡洋戦艦にとって脅威ではないと考えられた。(ENT:反逆の法廷

 22世紀に地球連合宇宙艦隊が遭遇した他の多くの種族も似たような艦載型兵器で武装していた。

付録[]

注釈[]

  1. "粒子砲"や"粒子兵器"といった用語は多くの種族の艦載兵器について説明する際に互換的に多用されてきた。
  2. ほとんどの非フェイズ型パルス兵器は麻痺設定を有していないようである。
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