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第一次太陽系侵攻

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 第一次太陽系侵攻とは、2366年から2367年にかけてボーグ太陽系に侵攻した事件である。明らかな侵略目的を持って太陽系に直接侵入したこの事件は、惑星連邦史上初の事件となった。

 この侵攻において宇宙艦隊ボーグとの間で行われた決戦が「ウォルフ359の戦い」である。

経緯編集

前兆編集

New Providence colony.jpg

ニュープロヴィデンス・コロニー跡地

 連邦植民惑星であるジュレ4号星からの救難信号を受け、USSエンタープライズDは現地へ急行したが12時間以上連絡が付かない状況であった。

 宇宙暦43989.1 エンタープライズは現地へ到着し、地表のニュープロヴィデンス・コロニーを調査するも、コロニーは完全に破壊し尽くされ、コロニーのあった地区は地表がえぐられた様な状態であった。

 宇宙艦隊戦術部J・P・ハンソン中将シェルビー少佐が現地へ到着し調査を実施したところ、攻撃の痕から以前にUSSエンタープライズDによってJ-25星系へと飛ばされた際に遭遇したボーグの特徴が検出され、ニュープロヴィデンス・コロニーの破壊はボーグによるものであると断定された。そしてそれは、ボーグによる本格的な太陽系侵攻が開始されたことを意味していた。

 ハンソン中将は第324宇宙基地へ戻り宇宙艦隊司令部と対ボーグ防衛戦略の検討を開始し、宇宙艦隊全体に対して警戒警報と、すべての連邦加盟国や同盟国、前哨基地へ警報を出した。

 その日の晩の19時にUSSラロが貨物輸送任務の為、ゼータ・アルファ2号星からセンティネル・マイナー4号星へと向かった。しかし、22:12に第157宇宙基地USSラロからの遭難信号を受信した。USSラロはエイリアンの船と接触したと報告してきたが、その船の形は立方体であるとの報告であった。その後通信が途絶え以降連絡が付かない状況であったため、最寄の艦であるUSSエンタープライズDに対して捜索命令が出された。


接触編集

USS Enterprise-D makes contact with Borg cube.jpg

ボーグとの接触

 ハンソン中将からの命令を受け、USSラロが最後に確認された座標へエンタープライズが急行した。途中未知の艦を探知し接近してきた。そして遂にボーグとの接触を果たした。

 ボーグはエンタープライズに対して艦長ジャン=リュック・ピカード大佐の投降を要求した。しかし、要求を断った為ボーグ・キューブとエンタープライズの間で戦闘が始まった。しかし、すぐにエンタープライズはボーグ・キューブの圧倒的な攻撃の前に多大な損傷を受け撤退を余儀なくされた。エンタープライズは最寄のポールソン星雲へと潜り込み、ボーグ・キューブから身を隠した。(星雲の成分はセンサーをかく乱させる作用がある)その間にエンタープライズでは修理と新たな攻撃法及び防御法を考案する時間稼ぎをすることができた。そして、ピカードを狙うボーグ・キューブ星雲の外でエンタープライズが出てくるのを待っていた為宇宙艦隊が防衛体制を整える準備の為の時間を稼ぐことにも成功した。

 しかし、ボーグ星雲の妨害を突破してエンタープライズを見つけ出し砲撃を開始した。ボーグ・キューブに追いつかれたエンタープライズにドローンが乗り込んできてピカード艦長を拉致し、その後直ちにセクター001テラ星系…つまり地球へと進路を取った。

侵攻編集

USS Enterprise-D navigational deflector.jpg

ボーグ・キューブに対してディフレクターを使った攻撃を加えるエンタープライズ

 エンタープライズはボーグ・キューブを追跡していたが、ボーグに対しての最終兵器を使用するためにはワープスピードから通常スピードへ減速させる必要があった。その為、シェルビー少佐率いる上陸班がボーグ・キューブへと侵入し、艦内のエネルギー伝送ステーションを破壊して回った。その破壊工作に気づいたボーグ・キューブは速度を落としたが、上陸班は艦内で既にボーグによって同化されたピカード大佐を発見する。攻撃を受けた上陸班を直ちに転送収容した後、エンタープライズにボーグ・キューブから通信が入った。通信の主はボーグの「ロキュータス」として改造されたピカード大佐その人であった。

 ウィリアム・T・ライカー中佐はボーグ・キューブが停止している今しかチャンスはないと判断し、最終兵器であるディフレクタービームを発射するも、既にピカードを同化したボーグによって作戦は見破られており攻撃はかわされてしまうことになる。攻撃によりエンタープライズは半身不随となり、ボーグ・キューブは彼らを無視してそのままセクター001へと直行した。

 エンタープライズは追跡を断念し、ハンソン中将へと現状報告を行った。宇宙艦隊は最寄の艦を集め40隻からなる艦隊を編成しウォルフ359星系へ移動している状況であり、同盟国のクリンゴン帝国にも支援を要請し戦艦を送ってもらっていた。またロミュラン帝国にも援軍の要請を行うことを検討している状況であることが伝えられた。

 エンタープライズの状況を確認したハンソン中将はピカード大佐を戦死と認定し、エンタープライズの艦長として正式にライカー中佐を任命した。

戦闘編集

詳細は「ウォルフ359の戦い」を参照

結末編集

Borg cube explodes, 2367.jpg

破壊されるボーグ・キューブ

 ウォルフ359における宇宙艦隊との決戦後、ボーグ・キューブはほぼ無傷のまま地球へ向けての進撃を再開した。USSエンタープライズDは修理を完了しボーグ・キューブに追いついた。その際、ウィリアム・ライカーの奇策によりボーグ・キューブ内からロキュータスピカード大佐を救出した。ロキュータスを奪われてもボーグ地球への進撃を続け、太陽系へと到達し地球の至近距離まで接近したが、エンタープライズではロキュータスを通じてボーグの集合意識へとリンクし、ボーグ・キューブに対して休息コマンドを実行させることに成功した。その影響でボーグ・キューブの自爆シーケンスが起動しボーグは破壊された。

 ウォルフ359の戦いだけでも宇宙艦隊は39隻の宇宙艦と11,000名に及ぶ犠牲者を出すこととなった。この第一次太陽系侵攻において、宇宙艦隊は保有する艦のほとんどをディープ・スペース・ミッション等に配属している状況で、地球などの連邦の主要部の防衛体制がおろそかとなっていることが問題とされた。

 シェルビー中佐は、宇宙艦隊の戦力を再建する為の特別対策委員会をその後指揮することとなった。シェルビー中佐は「艦隊の戦力は一年以内に元通りになるだろう」と述べた。そして、この教訓から宇宙艦隊では防衛力の強化が必要であるという認識が生まれ、それまでの「平和的任務」という哲学とは相反してでも、より戦闘能力の高い新たな艦の建造が加速されていくこととなる。そして、後のディファイアント級プロメテウス級ソヴェリン級といった高い戦闘能力を持った艦の開発に関してはそれまでは否定的風潮ではあったが、この事件をきっかけにそれらの開発に本腰が入れられることとなったのである。

 そして、この事件の7年後には連邦史上最大の戦争となるドミニオン戦争が勃発することとなった。惑星連邦創設以降何世紀もの間比較的平和な時代を謳歌してきたが、この第一次太陽系侵攻は、これ以降のドミニオン戦争に到るまで約10年に渡って続く闘争の時代の前兆となった出来事として後の歴史に語られるであろう。

参照エピソード編集

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