Memory Alpha
登録
Advertisement
ファイル:Spatial torpedo, Fight or flight 1.jpg

空間魚雷本体

 空間魚雷(Spatial torpedo)は、22世紀地球連合宇宙艦隊宇宙船の主力兵器の一つであり、当時としては最も強力な兵器であった。この兵器は宇宙空間で使用する実弾兵器の中では最も原始的な兵器の一つであり、後の光子魚雷量子魚雷と違い、装填と射撃は一部手動で行われた。また、魚雷は兵器室のラックに収納されており、戦闘時にはラックから発射レールに置かれ、そこから魚雷チューブへと装填された。その後、ブリッジの戦術コンソールか兵器室の射撃コンソールから射撃コマンドが実施された。(ENT:死のファースト・コンタクト

ファイル:Spatial torpedo warhead, Future tense.jpg

空間魚雷の弾頭

 空間魚雷はエンタープライズNX-01の標準装備であり、全部で六基の魚雷発射管が備えられていた。そのうち四基は船首方向にあり、残り二基が船尾方向にあった。その後、光子性魚雷が開発されたことにより、空間魚雷は第一線から退いた。NX級が開発される前に就役していた船が装備していた空間魚雷はトリトン級空間魚雷と呼ばれていた。これは、ロミュラン帝国が用いていた遮蔽機雷と同様の起爆方法を用いていた。(ENT:許されざる越境

背景[]

 ロミュラン戦争では、核兵器による攻撃が行われたと記録にある。光子性魚雷が主力となった後もエンタープライズの兵器庫には空間魚雷が多数残っていることから、空間魚雷を用いた核魚雷がロミュラン戦争で使用された可能性がある。

Advertisement