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(複数の異なる時間軸からの情報)
James Kirk, 2266

ジェイムズ・T・カーク大佐(captain)。

 大佐とは、軍事組織における階級の一つで、佐官の中で最も高い階級である。

 英語では陸空軍大佐(Colonel)と海軍大佐(Captain)の区別があるが同等の階級である。海軍においては一つの艦が一つの独立の単位であるために、陸軍とは違う由来を持つ。

海軍大佐[]

 大佐(Captain)は海軍や宇宙艦隊などで使用された階級である。英語でのキャプテン(Captain)は地球の陸軍・空軍・海兵隊大尉に相当するものではあるが、艦の指揮官すなわち艦長という意味合いも含まれている。日本語において大佐と艦長は明確に分けられているが、英語においては同じ言葉であるため、誤解を生じやすい。通常、艦長職に就く者の階級は大佐であるが、臨時で艦の指揮を執る場合など、大佐以外の階級の者が指揮を執る場合がある。それは、慣例的に艦長(キャプテン、Captain)と呼称されるが、必ずしもそれが階級が大佐であるという意味ではない。

 多くの国の海軍では、4条の線で階級が表される。

宇宙艦隊における大佐[]

 22世紀中頃に地球で設立された地球連合宇宙艦隊、後に惑星連邦設立後は宇宙艦隊における大佐は、専ら宇宙艦艦長に相当する階級であった。この階級はロミュラン軍の「司令官」、フェレンギ同盟軍の「デイモン」、カーデシア軍の「ガル」に相当する階級である。

 宇宙艦隊艦長は、司令部から何百光年も離れた場所で単独で任務を遂行する必要性から、非常に重い責任を与えられている。宇宙艦隊艦長は艦の艦長としての任務のほかにも、他の勢力などとの外交交渉(外交官としての役割)や、連邦領域から遠く離れた場合においても、連邦及び宇宙艦隊の法と秩序を維持する能力が求められる。そのため、宇宙艦隊において大佐の階級を得ることは僅かな人たちにしか得られない機会である。

 万が一、同じ艦に大佐の階級を持つ者が複数乗船していた際には、最先任の大佐に艦の艦長職が与えられるのが慣例である。有名な例においては、USSエンタープライズAの例である。同艦にはジェイムズ・T・カーク大佐とスポック大佐及びモンゴメリー・スコット大佐の三名の大佐が乗艦していたが、最先任であるカーク大佐が艦長職にあった。

宇宙艦隊における艦長職以外の大佐[]

 宇宙艦隊において大佐は必ずしも艦長職とは限らない。他の役職における大佐の役割は以下に記載する。

  • 宇宙艦隊司令部の参謀職
  • 宇宙艦隊法務部のセクター総監

 大佐職は宇宙艦隊の部門別で言う赤い制服(2280年以前はゴールド、2280年から24世紀初頭においては制服は色によって部門を識別しなかった)以外の部門では得ることが非常に難しい様だが、技官であるモンゴメリー・スコット大佐や、後に名誉提督として大将職であったDr.レナード・マッコイ等の例もあるように、必ずしも不可能ではない。

著名な大佐[]

 これらは大佐時代に著名な功績を残した人物であり、最終的な階級は大佐ではない人物も含まれる。

宇宙艦隊の大佐を参照


陸空軍大佐[]

 大佐(Colonel)は陸軍や空軍などで使用された階級である。由来は中世までさかのぼる。英語で陸軍大佐を示すカーネル(Colonel)はラテン語の Columna(柱)に由来し、日本語に意訳するなら集団の大黒柱となる身分ということになる。

 海軍式の階級を用いる宇宙艦隊ながら、23世紀には連邦大統領に対する軍事ブリーフィングを担当していたウェスト大佐(Colonel West)がいた。(スタートレック6:未知の世界

 南北戦争時のアメリカ連合国陸軍の大佐は、階級章として襟の両側に三つの星(五角星)を付けていた。(VOY: レディQ

付録[]

外部リンク[]

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