宇宙艦隊保安部(Starfleet Security)は、宇宙艦隊の警備を担う機関である。
22世紀[]
2150年代前半、地球連合宇宙艦隊の宇宙艦隊保安部は太陽系セクターの地球に少なくとも一つの機関を有していた。
ハリスは、2149年まで宇宙艦隊保安部に所属していた。その後彼の消息は不明となった。(ENT: 優生クリンゴン) コリンズ中佐は2154年当時、宇宙艦隊保安部に所属する保安士官であった。彼女はフロックスがサンフランシスコのマダム・チャンのマンダリン・カフェの外で何者かに誘拐された際に調査を行い、イオン化残留物とDNAを発見した。(ENT: クリンゴンの苦境)
24世紀[]
2367年、トーマス・ヘンリー中将は宇宙艦隊保安部長であった。ヘンリー中将はノラ・サティ少将がUSSエンタープライズD上で根拠のない「魔女狩り裁判」を行った際に、彼女を解任して直ちに不当な裁判を中止させた。(TNG: 疑惑) 2370年までには、宇宙艦隊保安部のレイナー大将は宇宙艦隊保安部長を務めていた。(TNG: 難破船ペガサスの秘密)
2369年、ガンマ宇宙域へのデューテリウム出荷を警備するために宇宙艦隊保安部のジョージ・プリミン大尉がディープ・スペース・9へ派遣された。(DS9: 宇宙囚人"バンティカ")
宇宙艦隊保安部は定期的に犯罪活動レポートをオドーへ送っていた。(DS9: 可変種の定め)
同年、連邦のクラジェンスキー大使が行方不明になった事件を調査した保安部は、大使は休暇でライサへ向かう途中でドミニオンに誘拐され殺されたと結論付けた。(DS9: 忍び寄る可変種の脅威)
非常事態が発生した際には、惑星の保安体制構築のために臨時で宇宙艦隊士官が保安責任者に割り当てられる。2372年、レイトン中将は可変種が宇宙艦隊の中枢に潜入している状況を重く見て、地球の保安責任者としてベンジャミン・シスコ大佐を割り当てた。その任務中、レイトンがアントワープ会議での爆破事件をきっかけとして軍部が権力を握れるように画策し、ドミニオンの脅威が地球にまで及んでいるように見せかけていたことをシスコはつかんだ。そこでシスコはレイトンの陰謀を暴いて失脚させ、ディープ・スペース・9での任務へと戻った。(DS9: 地球戒厳令・前編、地球戒厳令・後編)
2375年前半、ベンジャミン・シスコがパー・レイス・カルトのメンバーによる暗殺未遂に遭った後に、彼は艦隊保安部に詳細を報告した。(DS9: 砂漠からの呼び声)
保安士官[]
- 2151年から2161年までの間、マルコム・リード大尉は、兵器庫士官としてエンタープライズ(NX-01)の保安部長を務めた。
- 2265年から2270年までの間、ヒカル・スールー大尉はUSSエンタープライズの戦術士官兼保安部長を務めた。
- 2273年、パヴェル・チェコフ大尉がUSSエンタープライズの保安部長を務めた。
- USSエンタープライズ-Dの最初の保安部長はナターシャ・ヤー大尉が務めた。
- ナターシャ・ヤーの殉職後その後任としてウォーフ大尉がUSSエンタープライズDの保安部長を務めた。
- オドーはディープ・スペース・9の保安部長を務めた。
- 2371年から2372年の間、マイケル・エディングトン少佐は宇宙艦隊保安部よりディープ・スペース・9及びUSSディファイアントの保安担当士官として赴任した。
- トゥヴォック少佐はUSSヴォイジャーの保安部長であった。
関連項目[]
- 連邦保安部
- 警察
- 宇宙艦隊保安部の人員
- セキュリティ・クリアランス
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