Memory Alpha
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 ヴォルノス(Volnoth)は高齢のアカマリアンであり、アカマル3号星で生まれ育った最後のギャザラーである。

 ヴォルノスはローナック氏族の支配下にあったモルナル・シティで生まれたが、アカマル3号星のデータベースには、出生記録と両親の名前以外は残っていない。

 2366年、ヴォルノスはガンマ・ハロミ2号星で死亡した。その後、彼の遺体は仲間であるテマラクが発見したが、死因に不審な点があったことから検死のためUSSエンタープライズDのクルーが回収した。

 やがて、ヴォルノスの死因は、ローナック氏族のDNAを持った者を標的とした人工的なレトロウィルスであり、そして、ヴォルノスを殺した人物こそがマルークの側近として仕えていたユタだったことが判明した。ユタは、2286年頃にローナックによって虐殺されて滅ぼされたトラレスタという氏族の出身者であり、ヴォルノスを殺害したのは、敵対氏族であるローナックへの復讐が目的であり、2313年に死亡したペンソー・モルの死にもユタが関わっていたことが明らかになった。そして、ヴォルノスの死の真相が判明したため、ウィリアム・T・ライカー中佐はギャザラーのリーダーであり、この時点でローナック最後の生き残りだったチョーガンの暗殺を阻止することが出来た。(TNG: 復讐の虜

背景[]

 『TNG: 復讐の虜』のエンドクレジットでは誤って「Volnath」と綴られている。

 また、ヴォルノスを演じたマーク・ローレンスは、宇宙大作戦においてロミュランを演じたことがあり、後年に製作されたエピソードである『DS9: アドリブ作戦で行こう!』では、カール・ジーモを演じている。

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