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 ヴェリック(Velik)はヴァルカン科学者である。

 彼はチャールズ・タッカーが10年生で受けた生物学の授業で異星の生命について教えた。タッカーはそれまでヴァルカン人を見たことがなく、非常におそろしい思いをした。

 ヴェリックが教えた言葉のひとつとして、「偏見を打ち負かせ、でないと自分が負ける」というものがあった。タッカーは2151年の上陸任務で花粉に含まれるトゥロポライシンによって錯乱しトゥポルを敵視したが、回復してからヴェリックのこの言葉を思い出した。(ENT:風が呼んだエイリアン

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