ベータ・ライジェル12号星は単にライジェル12号星（Rigel XII）とも呼ばれる惑星で、ベータ・ライジェル星系の第12番惑星である。Hクラス環境の惑星で地表は荒涼としており密閉された圧力ドーム内でのみ居住が可能である。至る所に砂塵があり砂嵐が頻繁に発生していて特に磁気嵐が酷い、水は乏しく惑星の生命は捻じ曲がり枯れていた。
23世紀後半のライジェル12号星ではベン・チルドレスと二人のパートナーがリチウムの採掘活動を行っていた。2266年、ペテン師のハルコート・マッドは違法なビーナス薬を使ってイヴ・マクヒューラン、ルース・ボナヴェンチャーとマグダ・コヴァックスの三人をオファイカス3号星へ届ける途中ライジェル12号星の採掘者に売り込んだ。（TOS:恐怖のビーナス）
背景[]
ベータ・ライジェル星系を設定した『Star Trek: Star Charts』では同星系が10個の惑星をもつとしているため、このライジェル12号星はベータ・ライジェル星系の惑星ではないことになる。