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 USSサラトガ(USS Saratoga NCC-31911)は惑星連邦宇宙艦隊が所有するミランダ級宇宙艦である。

 同艦は24世紀中盤に就役しており、2360年代中盤にベンジャミン・シスコ少佐副長として勤務していたことでも知られている。

 2367年に発生したボーグによる第一次太陽系侵攻に際して同艦はJ・P・ハンソン提督率いる40隻から成る迎撃艦隊に加わり、後にウォルフ359の戦いと呼ばれる戦闘に参加した。
 この戦闘で、サラトガはボーグ・キューブトラクター・ビームに捕捉され防御シールドを無力化された。その後、ボーグの切断ビームによる攻撃でデッキ1から5までの区画が損傷を受け、更にはワープ・コアに重大な損傷を受けてしまった。この被害により艦長を始めとした多くの乗員が死亡し、生き残った乗員や民間人は脱出ポッドで艦を離脱した。その後、ボーグ・キューブの攻撃により艦は大破してしまった。
 同艦副長のベンジャミン・シスコ少佐は息子のジェイクを連れて脱出できたが、妻であるジェニファーは攻撃により死亡している。(DS9: 聖なる神殿の謎

クルー情報[]


背景[]

Destroying the Saratoga

サラトガの破壊を準備しているモデル製作者たち。

 USSサラトガは『スタートレック2:カーンの逆襲』のために作られたUSSリライアントスタジオ・モデルの再利用で、登録番号は改められている。しかしモデルには「ロールバー」はなく、大きな船外モジュール(製作情報によるとたてまえ上はセンサー・ポッド)が二つ追加されて撮影された。サラトガは、通常は下部センサー・ドームとされている部分からフェイザーを発射した。また『聖なる神殿の謎』での言及によるとサラトガは光子魚雷を搭載していたが、それを発射する場面はなく、魚雷ランチャーがどこなのかも明らかではない。

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