オーベルト級(Oberth-class)宇宙艦は、惑星連邦が保有する宇宙艦である。同クラスの艦は主に宇宙艦隊や民間の科学者が科学調査艦として23世紀から24世紀の長期間使用している。科学調査のほかにも偵察任務や輸送任務に従事する場合もある。
歴史[]
オーベルト級は2280年代には就役し宇宙艦隊で採用されている。同クラスは、天文現象の研究や恒星と惑星のデータ収集任務などの科学調査任務を主眼とした設計が行われており、2360年代まで宇宙艦隊や民間で科学調査艦として約1世紀の期間利用され続けてきた。(スタートレック3:ミスター・スポックを探せ、スタートレック6:未知の世界、TNG:未知からの誘惑、TNG: 暗黒星団の謎、TNG: プラズマ放電の謎) また、2360年代後半までには、輸送艦や補給艦としても利用されていた。(TNG:疑惑、TNG: エイリアン・ゲーム、TNG: ホロデッキ・イン・ザ・ウエスト)
2358年、新型宇宙艦開発のための様々な新技術のテストを行うために、オーベルト級のUSSペガサスが利用された。ペガサスには実験用のエンジンと新しい兵器システムが搭載されていた。ペガサスでテストされた新技術の一部はギャラクシー級宇宙艦で実際に採用されている。また、ペガサスには違法とされる連邦が開発した遮蔽装置が搭載されていた。(TNG:難破船ペガサスの秘密)
連邦は2363年の時点で、オーベルト級の建造拠点として地球、ソビエト連邦のバイコヌール基地を使用していた。(TNG:未知からの誘惑、就航記念銘板)
オーベルト級は2366年のボーグによる第一次太陽系侵攻でのウォルフ359の戦いや、2373年のセクター001の戦い等の主要な戦闘にも投入された。(DS9:聖なる神殿の謎、スタートレック:ファーストコンタクト)
オーベルト級の後継艦としてノヴァ級が投入され、2370年代を境にオーベルト級は徐々に一線を退いていくことが予定されている。(VOY:異空生命体を呼ぶ者達・前編)
技術情報[]
オーベルト級の定員は80名であったが、運行上、必要最小の乗員数は5名であった。(ENT:最後のフロンティア、TNG:未知からの誘惑、TNG: プラズマ放電の謎)
配置[]
オーベルト級のデザインは連邦の一般的宇宙艦のデザインとは違っていた。連邦艦は第一船体と呼ばれる円盤部と、第二船体と呼ばれる推進部に分かれている構成が一般的であるが、オーベルト級は第一船体にメインブリッジと機関部とエンジン・ナセルが配置されており、第二船体は第一船体に位置するエンジン・ナセルから船体底部に伸びる大型のパイロンによって接続されている。(スタートレック3:ミスター・スポックを探せ) オーベルト級は13のデッキで構成されている。(TNG:暗黒星団の謎)
尚、第二船体左舷側にはドッキング・ポートが設置されている。(DS9:聖なる神殿の謎)
防衛システム[]
オーベルト級は科学調査任務が主要任務であったが、限定的ではあるが戦闘任務にも対応している。基本的なディフレクター・シールドの他に、フェイザー・バンクが搭載されている。(スタートレック3:ミスター・スポックを探せ、スタートレック:ファーストコンタクト)
しかしながら、クリンゴン・バード・オブ・プレイやボーグ・キューブには戦闘能力において劣っていた。(スタートレック3:ミスター・スポックを探せ、DS9:聖なる神殿の謎、スタートレック:ファーストコンタクト)
しかし、オーベルト級は科学調査艦として、任務に特化したシールドを搭載している。例えば、非常に強い重力波に対応するために、重力波を受け流す仕様のシールド等である。また、内部隔壁も激しい衝撃等に耐えられるようにヴィクトリウム合金で構成されていた。(TNG:暗黒星団の謎)
補助艦艇[]
オーベルト級は脱出ポッドを2基備えていた。脱出ポッド1基には最低9名が搭乗することができた。(TNG:プラズマ放電の謎、TNG: 難破船ペガサスの秘密)
内部デザイン[]
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メインブリッジ[]
通路[]
機関室[]
科学及びサービスセクション[]
個室[]
同型艦[]
- USSビコ(NCC-50331)
- USSボーンステル(NCC-31600)
- USSコクレーン(NCC-59318)
- USSコペルニクス(NCC-623)
- USSグリソム(NCC-638)
- USSオーベルト(NCC-602)
- USSペガサス(NCC-53847)
- USSラマン(NCC-29487)
- SSツィオルコフスキー(NCC-53911)
- SSヴィコ(NAR-18834)
- USSヨセミテ(NCC-19002)
- 名称不明オーベルト級