プラズマ魚雷(Plasma torpedo)は、主にロミュランとカーデシアによって使用された高エネルギープラズマを用いた非常に強力な魚雷兵器であった。
ロミュラン・バード・オブ・プレイがロミュラン中立地帯付近の連邦のいくつかの前哨基地を破壊した際に、宇宙艦隊は初めて高エネルギープラズマ兵器に遭遇した。プラズマ兵器の発射を行う際には遮蔽を解除する必要があり、また艦のエネルギーの大半を使用する必要があったため、魚雷発射の際には移動能力が著しく低下した。魚雷が爆発する際にはプラズマエネルギーが解き放たれて爆縮が発生する。また、プラズマ魚雷には射程距離があり、プラズマ効果は一定距離を過ぎると消散する。(TOS: 宇宙基地SOS)
2267年、ロミュランはプラズマ兵器を用いてUSSエンタープライズを攻撃し、エンタープライズは多数の直撃弾を受けた。(TOS: 死の宇宙病)
2375年、ロミュラン軍はベイジョーの衛星デルナに負傷したロミュラン兵の治療のための病院を建造した。しかし、ロミュラン上院議員のクレタクは、病院の防衛目的として7000機のプラズマ魚雷を配備した。(DS9: 砂漠からの呼び声)
しかしながら、ロミュラン軍はベイジョーによるデルナ封鎖及び連邦による介入によりプラズマ魚雷配備を撤回した。(DS9: 預言者の呪縛)
24世紀のケイゾンのプレデター級軍艦はプラズマ魚雷を装備していた。(VOY: ホログラム)
また、プラズマ魚雷はカーデシアの軌道武器プラットフォームの標準装備であった。(DS9: 決意の代償)
関連項目[]
- プラズマ爆弾
- プラズマ弾
- プラズマチャージ
- プラズマ弾頭
- ロミュランの技術
外部リンク[]
- プラズマ魚雷:非正史スタートレックWiki Memory Beta英語版