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複数の時間軸
(複数の異なる時間軸からの情報)
Voth research vessel

トランスワープで航行中のヴォス船

 トランスワープ(Transwarp)とは、通常のワープ・ドライブの限界を超える速度を出す技術の総称である。ヴォス等の種族はトランスワープ・ドライブを装備した船を使用していた。(VOY:遠隔起源説) また生命体116によって開発された量子スリップストリーム・ドライブはワープ・ドライブと似た推進方法であった。(VOY:裏切られたメッセージ

歴史

 惑星連邦は「偉大なる実験」と呼ばれる一連のトランスワープ・ドライブの開発を行った。2285年に実験艦USSエクセルシオトランスワープ・コンピュータによるトランスワープを目指したが失敗した。(スタートレック3:ミスター・スポックを探せ) 2374年、USSディファイアントトランスワープ航路開発の一環として亜空間圧縮現象の研究を行った。(DS9:ルビコンの奇跡

 2372年USSヴォイジャートム・パリス大尉は新種のダイリチウムを発見し、それを使用してシャトルクラフトコクレーンでトランスワープ閾の突破に成功した。しかし、この実験でワープ10に到達すると人体に重大な影響が出ることが判明したが、彼はトランスワープ閾を突破した最初の人間となった。(VOY:限界速度ワープ10

 2376年レジナルド・バークレーのシミュレーションの失敗により、パスファインダー・プロジェクトでのトランスワープ探査機の開発の半年間が無駄になった。(VOY:遥か彼方からの声

ボーグ

 ボーグは通信にトランスワープ・シグナルを使用していた。(VOY:聖域ユニマトリックス・ゼロ・前編) また、ボーグのトランスワープ・ドライブはトランスワープ・コンジットを使用してトランスワープ空間を発生させる技術であった。この技術は、2350年代に連邦のUSSレイヴンが遭遇した。しかし、この遭遇は連邦に報告されなかった。(VOY:ボーグ暗黒フロンティア計画・前編) 2370年ローアの支配下に置かれた凶暴なボーグによって使用されたボーグ艦はトランスワープ・コンジットを使用して長距離移動を行った。USSエンタープライズDジョーディ・ラフォージトランスワープ口に突入する行為を「激流に落ちて、押し流される様である」と表現した。(TNG:ボーグ変質の謎・前編) 2374年セブン・オブ・ナインはトランスワープ・コンジットを生成するためにUSSヴォイジャーを改造しようとして失敗に終わっている。(VOY:名誉の日

 2375年、USSヴォイジャーはボーグ・スフィアから盗み出したトランスワープ・コイルを使用して2万光年の距離を進んだ。それにより、アルファ宇宙域への旅が約15年短縮された。(VOY:ボーグ暗黒フロンティア計画


新時間軸

 モンゴメリー・スコットは、23世紀星系の端から端(約150億km)程度の距離を、たとえ目的地がワープ中の船であっても一瞬で移動が可能なトランスワープ転送を発明した。ただし精度は高いものでなく、スコットはジョナサン・アーチャー提督のペットのビーグル犬をトランスワープ転送で消失させて左遷された。また未来のスポックの助けを借り、ワープ3で航行中のUSSエンタープライズに乗り込んだ時も、ウォータータービンのチューブの中で実体化するという考えられないことが起きた。(スター・トレック

関連項目

  • ハイパー亜空間


付録

背景

外部リンク

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