ダイソンの天球(Dyson sphere)とは、恒星の周囲を球状の殻で囲んだ巨大な人工構造物のこと。球状構造物で完全に覆って恒星が放出するすべてのエネルギーを余すことなく吸収することにより、球内部に生息する生命体は無尽蔵とも言えるエネルギーを利用することができる。このような構造物の存在の可能性と理論を20世紀地球の物理学者フリーマン・ダイソンが1960年代に提唱していたため、この名がある。
2369年、USSエンタープライズDは、遭難していたUSSジェノーランをこの天球の外殻表面にて発見した。(TNG: エンタープライズの面影)