タルキアー(Tal'Kir)は22世紀に運用されていたヴァルカンのディキーア型巡洋戦艦である。
2152年、タルキアーは宇宙艦隊のエンタープライズ(NX-01)と合流して31世紀のタイム・トラベル・ポッドを地球に搬送する予定だった。合流する座標で待っている間に、タルキアーはソリアンの宇宙艦数隻に攻撃を受けてエンジンと兵器が無力化された。左舷側の隔壁亀裂は甚大だったが生命維持装置は安定を保っていた。
ソリアンが撤退した後、アーチャー大佐はシャトルポッドを出してタルキアーのクルー救助を行った。幸い犠牲者はおらず、ヴァルカンの輸送艦が曳航のため来ることになった。タルキアーの艦長は「船は替えがきく」と述べたが、アーチャーは協力に対する感謝とトラブルに巻き込んだことに対する謝罪をヴァルカン最高司令部に伝えることにした。(ENT:沈黙の漂流船)
ディキーア型宇宙艦 |
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