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 タッシュ(Tash)は2376年USSヴォイジャーが遭遇した異星人である。不安定なワームホールを研究中に故郷の惑星から遠くに飛ばされてしまい、帰るために亜空間カタパルトを建造した。

 2376年、タッシュは建造したカタパルトをテストして探査機をおよそ600光年先に送ることに成功した。しかしカタパルトのコアが不安定化し、それ以来修理を続けていた。

 2週間後、連邦宇宙艦USSヴォイジャーが訪れた。タッシュはカタパルトが危険な状態にあることをすぐに知らせ、重力子サージに備えてシールドを強化するよう忠告した。カタパルトの説明を聞くとキャスリン・ジェインウェイ艦長は協力を申し出た。チャコティ副長はヴォイジャーの機関部員を修理に派遣しようと言ったが、タッシュは危険だからと拒否した。代わりにベラナ・トレス中尉がヴォイジャーからカタパルトのコアを安定化させる方法を考えつき、タッシュは受け入れた。礼として、タッシュは自分が使った後のカタパルトをヴォイジャーにも使わせることを提案した。

 しかし、タッシュは多大な犠牲を払って手に入れたテトリオン・リアクターをカタパルトの動力源に使っていることを隠していたため、テトリオン・リアクターの存在に気付いたセブン・オブ・ナインとジェインウェイ艦長に疑われた。タッシュはこの宇宙領域でテトリオン・リアクターのような先進技術は貴重であり盗まれることを恐れたのだと説明し、理解を得ることが出来た。

 コアの修理後、タッシュはカタパルトで5千光年の距離をジャンプすることに成功した。途中でシールドの調整が必要だったため、その情報をヴォイジャーに送った。その後ヴォイジャーも30セクターの距離をジャンプし、地球への旅を3年縮めた。(VOY:果てしなき疑惑

背景[]

 タッシュの頭に使われた部分の青いバージョンが『It's A Wrap! sale and auction』のオークションで売られた。

タッシュの種族[]

 タッシュは(人類に比べると)親指が長かった。タッシュは会話の中で両手を使った仕草を頻繁にしていた。

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