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22世紀のソリア艦についてはソリア艦(22世紀)を参照。

 ソリア連合23世紀に使用していたソリア艦(Tholian starship)は特徴的な形状をもつ小さな宇宙艦であった。これらの艦はプラズマ魚雷のような兵器で武装していたが、最も強力なのがいわゆる「ソリアン・ウェブ」であった。ソリア艦は二隻以上でこの網を敵艦のまわりに張り巡らし、捕獲する。

USSエンタープライズとの遭遇[]

 2268年、一隻のソリア艦がUSSエンタープライズの前に現れ、ソリア領を去るように要求した。ソリアの司令官ロスケーニはエンタープライズの副長スポックの要求を受け入れ、位相転換にとらわれたUSSディファイアントからカークを救出するために実力行使の執行猶予を与えた。エンタープライズのクルーは制限時間内にカークを救出出来ず、ソリアはエンタープライズを攻撃した。エンタープライズは反撃しソリア艦を無力化した。

 ところがすぐに二隻のソリア艦が現れ、ウェブを張ってエンタープライズを捕獲した。幸運にもエンタープライズはカークを確保して脱出することが出来たため、餌食になることはなかった。(TOS:異次元空間に入ったカーク船長の危機

背景[]

Tholian ship, TOS

オリジナルのスタジオモデル

 ソリア艦のスタジオ・モデルはウォルター・マット・ジェフリーズによってデザインされ、TOSでつくられた最後の新デザインとなった。このモデルはあとで改造され、「TOS: 自由の惑星エデンを求めて」で宇宙船オーロラとして使い回しされた。

 2006年のリマスター版ではソリア艦は外見が多少違っている。それはスタートレック:エンタープライズ(「ENT: 沈黙の漂流船」、「ENT: 暗黒の地球帝国・前編」)に登場したソリア艦にむしろよく似ており、内部にも光が与えられた。

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