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スター・トレック

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現実世界
制作視点での記事
シリーズについてはスタートレックを参照。

スター・トレック
Star Trek
公開日: 2009年5月8日
スタートレック映画全12 作中11作目
全エピソード通算726 中727番目
Star Trek poster.jpg
脚本
ロベルト・オーチーアレックス・カーツマン

ストーリー
-

監督
J・J・エイブラムス

プロデュース
J・J・エイブラムスデイモン・リンデロフ
宇宙暦
不明

西暦
2250年代2260年代

"The future begins."

なぜ挑むのか

 150年先の未来で発生した大災害は、23世紀に二隻の船を送り込み歴史を変えた。新しい歴史で父親を失い不良になり下がったジェイムズ・T・カークを、2255年にクリストファー・パイクは宇宙艦隊に志願するように説得する。それから3年後、歴史改変とカークの父の死の原因となったロミュラン人ネロは、連邦に復讐を誓い未来の強力な兵器を用いて連邦壊滅を企てる。カークとスポック及びまだ若かりし日のUSSエンタープライズのクルー達は、ネロの陰謀を暴き、協力してそれを防ぐために手を取り合った。

概要編集

第一幕編集

Narada.jpg

ブラックホールを抜けてナラーダは23世紀に現れた

George Kirk.jpg

不運に見舞われるUSSケルヴィンのジョージ・カーク少佐

Winona Kirk and newborn son, James.jpg

ジムを産み抱きかかえるウィノナ・カーク

 2233年USSケルヴィンクリンゴン領付近で稲妻を伴う嵐に遭遇し調査を開始した。そして、それはブラックホールであることが判明する。突如ブラックホールの中から巨大な宇宙船が姿を現し、ケルヴィンに攻撃を加えた。ケルヴィンは大損害を被りワープ・ドライブは破壊され多数の死傷者を出した。攻撃を中止したその巨大な宇宙船からケルヴィンに通信が入った。アイエルと名乗るその船の副長は自らの船をナラーダと名乗り、船長のネロを代弁して停戦交渉のためにケルヴィンの艦長シャトルでナラーダまで寄こすようにと要求を伝える。この要求に対して“賢明な”対応をしない場合は艦を破壊するとの脅しに対して、ロバウ艦長は副長のジョージ・カーク少佐にケルヴィンの指揮権を移譲し、15分以内に連絡が無い場合は全クルーを艦から退避させるように命じた。

 ナラーダに投降したロバウ艦長をケルヴィンでは生命反応をモニターして追跡していた。アイエルはロバウにある船スポック大使の居所を尋ねるが、ロバウはその船もスポックの事も知らない様子であった。アイエルはロバウに現在の宇宙暦を尋ねると彼は現在の宇宙暦は2233.04であると答えた。すると突然ネロはTeral'nでロバウを突き刺した。ケルヴィンでは突然ロバウの生命反応が途切れた事をモニターしていた。そして、ナラーダは直ちにケルヴィンに対して攻撃を再開し更なる損害を受け、応戦するが戦況は圧倒的に不利な状況であった。そこでカーク少佐はロバウの命令に従い総員退艦命令を出した。その頃ジョージの妻ウィノナ・カークは出産の間際であった。医療部員はカークの命令に従いウィノナを医療シャトル37へと搬送した。ウィノナは夫が乗るまで発進を待つよう懇願するが、ジョージはケルヴィンの自動操縦システムがダウンしているため艦に残り、ケルヴィンでナラーダに体当たりすることを決意し、ウィノナの乗ったシャトルに発進するよう命令を下した。

 脱出したシャトルの中でウィノナは男の子を出産した。シャトルを狙う魚雷を撃ち落としたジョージは通信越しに我が子の産声を耳にした。ウィノナはジョージに男の子であることを告げ、ジョージは息子の名前をどうするか彼女に尋ねた。ウィノナはジョージの父親にちなみタイベリアスを提案するが、ジョージはその提案を一笑に付した。そして、逆に彼女の父親のジムにしようと提案した。彼女は同意し、生まれた男の子はジム・カークと名付けられた。

 息子の誕生を喜んだ次の瞬間には、ケルヴィンはナラーダへの体当たりの直前であった。ジョージは衝突直前にウィノナに愛していると叫び、艦と共に散った。通信が途切れた後、ウィノナはシャトルの窓からナラーダの中央に爆発の閃光が光るのを見たのであった。  

James T. Kirk, child.jpg

幼少時代のジム・カーク

Spock, Jacob Kogan.jpg

幼少時代のスポック

 それから約10年後の2243年。若かりし日のジェイムズ・T・カークは、アンティークカーのコルベットアイオワの一本道を爆走していた。すると車の通信機(ノキア自動車電話)から、彼の叔父が家に帰るように怒鳴り付けていた。また、この車がアンティークカーなので傷つけずにすぐに返せと喚いていた。しかし、カークは通信を一方的に切り、カーステレオで20世紀を爆音で流しながら走り続けた。するとモーターバイクで警官が追いかけてきた。警官はカークに直ちに車を止めるよう指示するが、カークはそれを無視して道路を外れ石切り場へと車を向かわせた。崖を目前にカークは車から飛び降り、車は崖下へ落ちて行き破壊された。飛び降りたカークに警官が近づき、名前を尋ねた。彼は答えた。「俺は、ジェイムズ・タイベリアス・カークだ。」

 同じ頃、ヴァルカンでは若かりし日のスポックが学習ポッドで高度な設問に次々と答えていた。そして、学習を終えたスポックに年長の少年たちが近付き、ヴァルカン人類ハーフであるスポックを冷やかした。そして、彼の父親が地球の売春婦と結婚した反逆者だと言いスポックを侮辱したところ、スポックは激怒しその少年を感情のままに殴り付けた。その後、彼の父のサレクがやってきて、息子の感情制御の未熟さに失望しながらも「ヴァルカンも地球人以上に激しい感情を持っているが、ヴァルカン文化はその感情を制御する必要がある」と諭した。しかし、スポックはヴァルカンと人類両方の血を引いているので、どちらの道を選ぶこともできると話した。スポックはなぜ地球人と結婚したのか尋ねると、サレクは「それが論理的であったからだ。」とだけ答えたのであった。

 それから数年後、スポックはすべての感情を排除するためのヴァルカンの儀式であるコリナーに参加するかどうかについて葛藤していた。彼の母アマンダ・グレーソンは彼がどの選択を行おうとも、彼を誇りに思うと話した。スポックは母に、たとえ自分がコリナーの修行で感情を排除することを決めても、母に対する自分の評価が変わることはないと述べたのであった。その後、スポックはヴァルカンの委員会の前に立った。議長はスポックがヴァルカン科学アカデミー入学のための試験が完璧であると批評した。唯一、彼が宇宙艦隊アカデミーへも志願した事を欠点として述べたが。スポックはそれに対してすべての可能性を探るのが論理的であるからと答えた。委員会はスポックの科学アカデミー入学を認めて彼を称賛した。特に半分地球人の血が流れているという欠点を克服しての成果を称賛したのであった。しかし、スポックは科学アカデミー入学辞退をその場で伝えた。彼は委員会が自らの母親が地球人であるということに対してそれを欠点とみていることを察したからであった。委員たちは科学アカデミー入学を辞退したヴァルカン人は史上初めてだとショックを受けたが、スポックは自分の半分はヴァルカンじゃないのでその記録に傷は付けないと皮肉を言った。そして、彼らに「長寿と繁栄を」と挨拶し、感謝の言葉を伝えてその場を後にした。

SpockCouncil.jpg

スポックはヴァルカンの年長者たちに反旗を翻した

Christopher Pike (alternate reality), 2255.jpg

パイクはカークに宇宙艦隊入隊を説得した

 2255年、アイオワのバーに訪れた若き日のウフーラは何人かの友人に会っていたが、そこにいたジム・カークは酔いながら彼女に話しかけた。カークは自分の名を伝え、彼女の名を聞こうとするがウフーラは全く相手にせず、田舎者と彼を馬鹿にした。それでも彼女を口説こうとするカークに対して、別の士官候補生達が割って入り彼を殴り付けた。ウフーラはやめるように言うが、カークは殴り返し喧嘩は徐々に拡大していった。最終的には三人の士官候補生にタコ殴りにされる中で、突然その場に現れた上級士官(クリストファー・パイク大佐)が一喝し騒動は収まった。

 パイクはタコ殴りにされた男がジョージ・カークの息子のジム・カークであることを知り驚愕した。パイクはケルヴィン事件について論文も書く程この事件とカークに思い入れがあった。パイクは彼の父がたった12分間であったが、艦長を務め彼と彼の母を含めた800名のクルーの命を救った事を話して聞かせ、その父親の才能の半分でも受け継いでいれば宇宙艦隊士官としてやっていけると、宇宙艦隊に志願するように説得した。4年で士官になれると。惑星連邦と宇宙艦隊の意義についてパイクが話そうとするがカークは話を遮り一笑に付した。パイクは明日志願者を乗せたシャトルがリバーサイド造船所を出発すると伝え出て行った。カークは父親の話を聞き何かを感じていたのであった。

James T. Kirk Chris Pine accepting Christopher Pike Bruce Greenwood's offer.jpg

カークはパイクに宇宙艦隊に志願する旨を伝えた

 次の日の朝早く、カークはリバーサイド造船所に向かった。そこではUSSエンタープライズの建造中であった。カークは乗っていたバイクを通りすがりの作業員にあげ、パイクに近づいた。カークはパイクに「4年と言ったが、3年で卒業する。」と言ってシャトルに乗り込んだ。シャトルの中には昨夜バーで喧嘩をした士官候補生やウフーラもいた。カークが座席に着座すると、女性士官にトイレから引っ張り出された男がカークの隣の席に座らされた。彼はレナード・マッコイと名乗り、万が一シャトルがシステム支障をきたしたりしたら宇宙空間で悲惨な最期を遂げることになると宇宙が如何に恐ろしいところであるかについて神経質に騒ぎ立てていた。カークはマッコイに「宇宙艦隊は宇宙が仕事場だ。」と告げた。マッコイは離婚ですべてを失ったので他に行くところが無かったと話した。身ぐるみ剥がされ、残ったのは骨(Bones)だけだと彼に話し、二人は意気投合した。

 それから3年後の2258年、ナラーダは未知の領域で何かを待っていた。ネロはアイエルにブリッジに呼び出された。すると、突如ナラーダの前にブラックホールが現れ、その中から小さな宇宙船が現れた。ネロはその船に乗った人物…スポックを確認し、彼を捕らえるよう命令した。

Gaila seduces Kirk.jpg

カークとゲイラ

 その頃、宇宙艦隊アカデミーでは翌日に再びコバヤシマル・シナリオに挑戦し、今度こそパスしてみせるとマッコイに宣言していた。マッコイは誰も合格できないテストに三度も挑むカークに呆れていた。カークはテストの“研究”をするためにとそそくさとその場を去った。カークはオリオン人士官候補生ゲイラと彼女の部屋で密会する約束をしていたのだった。しかし、突如彼女のルームメートが戻ってきたため、カークはベッドの下に隠れた。そのルームメイトはウフーラであった。彼女は着替えながらとある暗号メッセージを受信して解読したところ、正体不明の巨大な宇宙船が47隻のクリンゴン艦を破壊したという情報だったという話をしたが、ゲイラの挙動不審な受け答えを見て不審に思ったウフーラは、ベッドの下で鼻息荒くしてるのは誰か尋ねた。カークは驚いてベッド下から姿を見せた。ウフーラはゲイラが部屋にまた男を連れ込んだ事と更にそれがカークであったことに怒り、彼女はカークを部屋から蹴り出した。

James T. Kirk during the Kobayashi Maru scenario.jpg

コバヤシマル・テストを受けるカーク

 翌日、カークはマッコイやウフーラ等の候補生数人で三度目のコバヤシマル・シナリオを受験していた。カークは非常にラフな態度で試験に臨んでおり、他の皆は彼の態度に不信感を露わにした。そして、突然パワー・システムが異常を起こしたが直ちに復旧した。すると、包囲しているクリンゴン・ウォーバードシールドが解除された。カークは直ちに攻撃を命じ、全艦撃墜しUSSコバヤシマルのクルーの救助を開始させシナリオをクリアしたのであった。シミュレーター室では教官たちがどうやってカークがこの試験をパスしたのかについて、試験をプログラムしたスポックに尋ねた。しかし、彼は「判りかねます。」と答えたのであった。

Spock at Kirk's Hearing.jpg

宇宙艦隊アカデミーでのカークの公聴会で発言するスポック

 その後、カークが試験で勝てるようにサブルーチンをコンピュータに仕組んだという証拠を発見したとの告発を受け、リチャード・バーネット提督が議長を務めカークの公聴会が開かれた。カークは告発者が誰かを明示するよう要求した。すると、スポック中佐が演壇に呼ばれた。彼はアカデミーの最も優秀な卒業生の一人であり、コバヤシマル・シナリオのプログラムを行っていると知らされる。カークとスポックはコバヤシマル・シナリオの目的について討論した。スポックはこの試験の目的は勝ち目のない状況において、自分の死を覚悟した上で恐怖に打ち勝ち最後まで沈着冷静な指揮を維持する為のテストであると述べるが、カークはそれは不公平であると主張した。

 しかし、討論の最中に連邦がヴァルカンからの救難信号を受けたという知らせが入り、公聴会は中断された。第1艦隊はローレンシア星系での演習に出払っているため、宇宙艦隊はやむを得ず地球に停泊中の艦に士官候補生を搭乗させた救援艦隊を編成しヴァルカンに送る事を決定したのであった。

第二幕編集

 士官候補生たちはそれぞれの適正に基づいて各艦に配属が決定された。その中でも最も有能な士官候補生は完成したばかりの新鋭艦USSエンタープライズへの配属が決定された。ウフーラはUSSファラガットへの配属が決定されるが、彼女はスポックに直接不満をぶつけた。彼女は自身がこれまで受けた多くの称賛と推薦(その多くはスポックからのものであった)から、自分がエンタープライズ配属となるのは当然であると主張した。スポックは彼女のエンタープライズ配属を認めれば贔屓をしたと見られかねないと言うが、彼女は食い下がった。そのため、スポックは妥協し彼女をエンタープライズ配属へと変更した。一方カークは、公聴会の判決が出るまで謹慎処分の身であり、今回の出動には参加させてもらえずにいた。これを見たマッコイは彼を医療室へ連れて行き、一時的に彼を病気にするためのワクチンを投与した。マッコイは艦隊規則を持ちだし、エンタープライズの医官及びカークの主治医としてカークをエンタープライズに乗艦させることを無理矢理認めさせた。

Bones and Kirk.jpg

シャトルに搭乗するカークとマッコイ

 エンタープライズは第1宇宙基地を出てヴァルカンに向けて出発しようとしたが、肺線虫にかかったマッケーナに代わり急遽操舵を担当する事になったヒカル・スールーは、外部慣性ダンパーの解除を忘れていたためワープ航行に移行することができなかった。スポックの指摘によりダンパーの解除を行い他艦に後れを取りつつもヴァルカンに向けてワープを開始した。パヴェル・チェコフは、艦内放送で今回の任務の概要を説明した。稲妻を伴う嵐がヴァルカン星に接近し、ヴァルカン星では地震が頻発しているとのこと。艦隊からの命令は今回の災害の原因調査、必要とあらば惑星住民の避難活動の援助ということであった。カークは「稲妻を伴う嵐」が20年前にケルヴィンが遭遇した状況に酷似していることに気付いた。そして、それがロミュランの罠であると。しかし、マッコイが与えたワクチンの影響でカークは拒絶反応を起こし手と舌が腫れ上がってしまった。カークは艦内でウフーラを見つけ、彼女が以前に傍受したクリンゴンの救難信号についての詳細を尋ねた。彼女が傍受した結果によると攻撃者はロミュランであるとのことであった。

 カークは事態をパイク艦長に知らせるためにブリッジに急いだ。パイクは当初カークの警告を疑ったが、ウフーラの証言を聞きスポックもカークの警告は論理的であると結論を下した。パイクはウフーラがヴァルカン語ロミュラン語を聞き分けることができるため、急遽通信士官ホーキンスとウフーラを交代させた。そして、エンタープライズがワープを解除しヴァルカンに到着すると、そこには先に到着していたUSSニュートンら7隻の残骸が広がっていた。残骸をすり抜けた先で彼らはナラーダと遭遇した。ナラーダは直ちにエンタープライズに対して攻撃を加えた。エンタープライズはシールド出力が32%減少し、被弾した医療室では多数の死傷者が出てしまった。大損害を受けたエンタープライズに更なる攻撃を加えようとしたが、ネロはその艦の名前を見て攻撃中止を命令した。

 ネロはその艦がエンタープライズだと知ると、通信で呼び出し自らを名乗った。パイクはネロに対してこの行為は連邦に対する戦争行為であると批判するが、ネロは自分はロミュラン帝国とは関係ないと述べた。そして、ケルヴィンの時と同じ様に艦長のパイクにシャトルでナラーダまで投降するように要求した。パイクは同意し通信を終えると、上級白兵戦の訓練を受けた者はいるか尋ねた。するとスールーが名乗りを上げ、パイクはスポックとスールーとカークを連れてシャトル格納庫へと向かった。

 パイクは自らの後任としてスポックをエンタープライズの艦長に昇進させ、カークを副長に任命した。そして、パイクは彼らに次の計画を指示した。カークとスールーと機関部長オルソンの三名がナラーダに向かうシャトルに同乗し、途中でナラーダのドリル・プラットフォームへ向け軌道スカイダイビングで降下し、それを無効化するというものである。ドリルが無効化すると妨害シグナルも無効化されている通信と転送機能を回復させ、その後にローレンシア星系の第一艦隊へと合流をするというものであった。尚、万が一パイクが戻らない場合は奪還に来るようにとのことでもあった。

 ブリッジに戻ったスポックは医療室に連絡を取ったところ、先ほどの攻撃で医療室は壊滅的な打撃を受け、医療部長のドクター・プーリが死亡したことを知らされた。スポックは代わりの医療部長としてマッコイを任命した。

USS Enterprise and Narada face off over Vulcan.jpg

エンタープライズに不気味に近づくナラーダ

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スールーはドリル・プラットフォーム上で剣で敵と交戦する

 パイクのシャトルは予定通り三人を地表へと降下させ、パイクは単身ナラーダへと向かった。降下した三人のうちスールーとカークは先にパラシュートを開いたが、オルソンはギリギリまで開こうとせず、プラットホームギリギリでパラシュートを開いたところ反動が大きすぎ、ドリルレーザーにぶつかり消滅してしまった。プラットホームに何とか着地したカークにロミュラン人が襲いかかった。二人が揉み合っているうちにロミュラン人が撃ったディスラプター・ライフルがパラシュート降下中のスールーのパラシュートに当たり、彼は体制を崩しながら落下した。スールーを狙う二人目のロミュラン人が現れ、スールーは折りたたみ式の剣を取り出し応戦した。カークはロミュランと揉み合ううちに、プラットフォームの縁にぶら下がる状況に追い込まれた。するとスールーがカークの相手のロミュランを打ち倒し、ドリルレーザーで消滅させた。また、もう一人のロミュランも剣で突き刺し倒した。カークはスールーに救い出されたが、プラットホームを破壊するための爆薬はオルソンが持っていたため、彼らはロミュランのディスラプター・ライフルを拾って、それを使ってプラットホームを銃撃し破壊した。

 アイエルはネロにドリルが無力化された事を報告するが、無力化する前にヴァルカン星のコアに到達したと伝えた。ネロはドリルの回収と赤色物質の投下を指示した。一方エンタープライズではチェコフはナラーダから赤色物質が投下された事をキャッチし、ヴァルカン星のコアにブラックホールが発生していることを探知した。このままではヴァルカン星は消滅してしまうと…

 ドリル・プラットホームでは突然動き出したためスールーがバランスを崩し落下してしまう。スールーは先ほどの戦いでパラシュートを破損していたためカークは彼を助けるために飛び降りた。空中でスールーに追いつきパラシュートを開くが、二人分の重量に耐えられずカークのパラシュートも壊れてしまう。カークは直ちに転送収容するようエンタープライズに要請するが、転送室では動き続ける二人を上手くロックできないでいた。そこでチェコフが転送室へ走り、二人が地面の岩山に叩きつけられる直前にチェコフは何とか二人の転送収容に成功した。

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スポックはヴァルカンの長老と彼の両親を救おうとする

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ウフーラは母を亡くしたスポックを慰めようとした

 カークとスールーが転送帰還した丁度その時、スポックはヴァルカン最高評議会のメンバーと両親を救うためにヴァルカン星へ転送降下しようとしていた。カークは彼を止めようとするが、スポックはカークに下がっているよう言い直ちに転送するよう転送部長に命令した。最高評議会のメンバーはセレヤ山カトラの聖櫃の中で難を避けていた。そこは通信波が通じず外部との連絡が不可能な場所でもあった。スポックは聖櫃に入り評議会メンバーに直ちに避難するように伝え、彼らを連れて脱出した。途中二名の長老が落石及び倒れた像の下敷きになったが、生き残った五名をエンタープライズに転送収容しようとする。転送を開始した瞬間、スポックの母の足元の岩石が崩れ、彼女だけ転送することができなかった。母を残してエンタープライズに実体化された時、スポックはショックを受けた。その後、ヴァルカン星が崩壊していくのをエンタープライズのクルーは目の当たりにしたのであった。

『艦長日誌代理、宇宙暦2258.42. 我々はパイク大佐との連絡が取れない状態である。従って、私は大佐がネロの人質として取られたと判断した。ネロは私の母星と約60億の私の同胞を滅ぼした。幸いにも長老を救うことに成功したため、ヴァルカン文化の神髄は守られた。しかし、生き残ったヴァルカンはおよそ1万名と推定され、我々はもはや絶滅寸前の種族である。』

 カークとスールー及び、エンタープライズに救助されたヴァルカン人たちが治療のために医療室に連れられてきた。その後直ちにスポックはブリッジを出てターボリフトに乗った。ウフーラはすぐにスポックの後を追い同じターボリフトに乗った。ウフーラは故郷を破壊されショックを受けるスポックを慰めようと言葉をかけ、キスした。ウフーラはスポックに何かできないか尋ねるが、スポックはただ「全乗員が立派に任務を遂行することを望む。」と言うだけであった。

 一方ネロは、捉えたパイク大佐に地球を防御する惑星防衛システムのセキュリティ・コードを教えるように要求するが、彼はヴァルカンでネロが行った大虐殺を見て答えることを拒否した。ネロは自分はもともとただの採掘船の船長であり、妻を養うために働く男だったと語った。しかし、ロミュラスが滅び、彼の妻と息子も死んだのは、裏切ったスポックと何もしなかった連邦の責任であると確信し、連邦への復讐を誓ったのであった。パイクはロミュラスはまだちゃんと存在していると言うが、ネロは自分の時代のロミュラスは既にないと述べ、自分は連邦と連邦のあらゆる世界を破壊し、自分の苦しみを思い知らせるのだと言った。セキュリティコードを話そうとしないパイクに対して、ネロはケンタウロス・ナメクジを使っての自白を試み、ナラーダを地球へと向かわせた。

 スポックはブリッジクルーを集めて、今後の対応について意見を求めた。彼らはナラーダが地球へ向かっていると確信した。ネロたちがブラックホールを作り出す技術を持っていることから、タイムトラベルも可能であろうと考え、彼らが未来から来たと結論付けた。カークはネロを止めるために直ちに追跡すべきだと主張したが、スポックはパイク大佐の命令に従い、直ちにローレンシア星系の第一艦隊と合流すると決定した。カークはパイク大佐は自分が戻らない時は奪還に来いと命令したと主張するが、スポックは取り合わなかった。それでも食い下がるカークに対してスポックは保安部員を呼び彼を連行するように命令した。カークは取り押さえる保安部員を撃退するがスポックはカークをヴァルカン・ナーヴ・ピンチで気絶させ彼を黙らせた。そして、脱出ポッドに気絶したカークを乗せ、付近の惑星デルタ・ヴェガに彼を追放したのであった。脱出ポッドで目を覚ましたカークは、一面が雪で覆われたデルタ・ヴェガの地表にいた。この惑星の最寄りの宇宙艦隊基地まで14キロの距離があるが、彼は基地に向かって歩き始めた。

『宇宙暦2258.42…4?えーと、4…まぁ、なんでもいいや。艦長代理のスポックは俺をデルタ・ヴェガを脱出ポッドで追放したのは、艦隊保安規定49.09に違反すると確信する。』
KirkDeltaVega.jpg

カークはデルタ・ヴェガに追放された。

 艦隊基地に向かって雪原を歩き続けるカークに突然、巨大なドラクリアスが襲いかかり追いかけられた。必死で逃げる中、ドラクリアスは突然更に大型のヘングロウギに襲われ捕食された。すると、次はカークを狙い始めたためカークは再び逃げ出し、途中で見つけた洞窟に駆け込んだ。しかし、ヘングロウギは洞窟内まで執拗に追いかけカークは追い詰められたが、そこに突然松明を持った男が現れて、松明でヘングロウギを脅して追い払った。カークはその男性に礼を言ったところ、その男性はカークを見て驚き、「ジェイムズ・T・カークか?」と尋ねた。カークは面識のない年寄りに突然名前を言われ戸惑ったが、その男性は自分がスポックであり、カークの旧友であると告げ再会を喜んでいたが、なぜカークがここにいるのか尋ねた。カークは半信半疑であったが、スポックに事情を説明した。エンタープライズにいるスポックが自分を反乱罪でこの惑星に追放したこと。パイク艦長が人質に取られていることを。スポックはとっさにネロの人質か尋ね、カークは瞬間的に話せる相手だと悟った。

 スポックはなぜ自分がここにいるのかをカークに理解させる為に、彼と精神融合を行った。今から129年後の2387年超新星ロミュラン帝国母星を脅かしていた。スポックはロミュランを救うために量子特異点を形成できる赤色物質を開発し、それを用いてロミュランを脅かす超新星を消し去ろうとした。しかしながら、スポックが超新星に着く前に超新星爆発が起こり、ロミュラスは破壊されてしまった。スポックは更なる被害を防ぐために赤色物質を使用した。しかし、生き残ったロミュラン採掘船ナラーダが行く手を遮りスポックを捕らえようとしたためスポックは逃げようとしたが、赤色物質によって発生したブラックホールにスポックの乗ったジェリーフィッシュとナラーダ両方が引き込まれてしまった。ブラックホールによって時空連続体に混乱が生じ、ナラーダは150年前の過去に飛ばされてしまった。そこでナラーダはUSSケルヴィンと遭遇し破壊した。一方スポックはナラーダと僅かな時間差でブラックホールに引き込まれたが、スポックの方はナラーダの出現から25年後の時点に飛ばされた。そこで待ち受けていたナラーダにスポックは捕らえられたが、スポックは殺されずデルタ・ヴェガに置き去りにされた。ネロは故郷を破壊されるのを目撃したのと同じように、スポックが故郷のヴァルカン星を破壊される姿を目撃させるために。

 スポックはカークがエンタープライズの指揮を執っていないことを驚いた。そして、ネロがブラックホールを超えて過去に現れたことで既に老スポックが辿った歴史とは違う新しい歴史が生まれてしまっていることを痛感した。カークは、老スポックの生きた歴史では自分の父親は生きていたのか?尋ねた。スポックはジョージ・カークは息子がエンタープライズの艦長に就任したことを誇りに思っていたと、カーク本人から聞かされたと答えた。それから、カークとスポックは宇宙艦隊基地へと向けて歩き出した。

 一方エンタープライズでは、スポックがマッコイに対しカークの追放についてカークの親友であるにも関わらずスポックを支持した事を難しい判断だっただろうと労った。しかし、マッコイはカークを追放したことは正解なのか?自分の故郷では“競馬に勝つためには良い馬が必要だ”って言葉もあると食い下がった。しかし、スポックは「可能性を広げるために種馬を調教する必要がある。」と平然と述べた。マッコイは更に、せめて辛い決断だったとでも言えないのかと食い下がるが、スポックは「自分が悲しむことでクルーの士気を上げることができるなら、喜んでそう振る舞う。」と言い捨てた。マッコイは別れ際に「緑の血をした木偶の棒め」と悪付いた。

Spock, 2387.jpg

未来から来たスポック

 基地に到着したカークとスポックはそこで、キーンザーモンゴメリー・スコットと出会った。スコットはトランスワープ転送の生体実験のためにアーチャー提督ビーグル犬を使ったが、結局犬は消えてなくなってしまった。そのため、彼はデルタ・ヴェガに左遷されてしまったとの事であった。老スポックは彼を知っており、彼が数年後に開発に成功するトランスワープ転送の公式を彼に伝えた。そして、それを用いてワープ航行中のエンタープライズにカークを転送するように頼んだ。カークは老スポックに共に来てくれる様頼むが、老スポックは断わり自分の存在を現在のスポックには決して知らせないようにと厳命した。そして、ネロを止めるためにカーク自身がエンタープライズの指揮を執るように言うが、カークは現在のスポックを殺してか?と皮肉まがいに尋ねる。スポックは艦隊規則619の『任務中の指揮官が精神的に破綻した場合解任される』という規定を用いて、故郷を破壊されたスポックは既に精神的に破綻している状態にあるのでそれを表面化させるようにとアドバイスした。そして、スポックはカークの健闘を祈り、スコットとカークの二人は転送でエンタープライズへと向かった。

 エンタープライズに実体化された時、スコットは艦内の水循環装置のダクト内に実体化されてしまった。カークはダクトの緊急弁を開放しスコットを救いだしたが、水循環装置へのアクセスをチェコフに検知され、保安部員に捕らえられてしまった。その保安部員は3年前にリバーサイドのバーでカークと殴り合いをした士官であった。

Spock attacking Kirk.jpg

カークの首を絞めるスポック

 ブリッジに連行された二人はスポックにどうやってワープ中のエンタープライズに転送で乗り込んだのかを問い詰めた。カークは回答を拒否し、スコットにも拒否するよう求めた。カークは老スポックのアドバイスに従い、スポックに対して故郷の破壊と母の死についてヴァルカン人だから悲しみも怒りも感じないのかと挑発した。スポックは当初は挑発に乗らなかったが、カークが止めにスポックは母親を愛していなかったから悲しまないと愚弄するとスポックは激怒し、カークを殴り付けた。スポックは怒りのままにカークの首を絞め、カークは窒息寸前となったが、サレクに止められ何とか手を放した。スポックは我に返り、マッコイに対して艦隊規則619の適用を求め艦長の任務を自ら降り、ブリッジを去った。マッコイはカークに「これで艦長も副長もいなくなった」と苦言を呈したが、カークは自分が副長であり艦の指揮を執ると艦長席に座った。マッコイは最初疑ったが、スールーがパイク大佐がそう指示したと補足した。ウフーラはカークに対して自分が何をしているのか分かっているのか?と苦言を呈したが、カークは自分で分かっていると述べた。

Chekov, Kirk, Scott, Bones, Sulu, Uhura.jpg

ブリッジに戻ったスポックを見るクルー

第三幕編集

 スポックは一人転送室へと向かい、母親を助けられなかった転送パッドを見つめていた。そこにサレクが訪れ、スポックは母の死について負い目を感じていると話し、ネロに対して抑えきれない怒りを感じていると明かした。サレクはスポックにその気持ちを無理矢理押し込める必要はないと言った。そして、自分が彼女と結婚したのは彼女を愛したからだと伝えた。

 その頃、ブリッジではチェコフがナラーダに気付かれずに近づく方法を話していた。土星衛星タイタンへワープアウトし、その磁場に隠れていればナラーダに気付かれないというものであった。他のクルーはそれが実現可能かどうか疑ったが、ブリッジに戻ったスポックは論理的に有効なアイデアであると述べ、自らナラーダに転送降下し、ブラックホール発生装置を破壊すると申し出た。カークは自分も同行し、パイク大佐を救出すると申し出た。スポックは艦隊規則では艦長と副長両名が船外任務に出ることは艦隊規則上許されていないが、守るつもりはないのだろうと述べカークに同意した。カークは「やっと分かり合えてきたな。」と述べ、スポックの背中を叩いた。

 ナラーダは地球軌道上に到着し、ドリル装置の準備を始めた。一方エンタープライズはナラーダに気付かれずにタイタンの大気にワープアウトすることに成功した。カークは転送前にブリッジを呼び出し、スールーに自分たちがナラーダから戻る前でも好機があればナラーダを攻撃して破壊するように命令し、スールーは不本意ながらも同意した。一方転送パッド上では、ウフーラがスポックにキスをして必ず戻るようにと別れを惜しんでいた。スポックはウフーラをファーストネームの「ニヨータ」と呼んだことに対して、カークはかつて一度も彼女のファーストネームを聞いたことが無かったためスポックに「彼女の名前、ニヨータ?」と尋ねるが、スポックは回答を拒否した。そして、二人はスコットによってナラーダへと転送された。その直後、ナラーダはゴールデンゲートブリッジ付近のサンフランシスコ湾にドリル・レーザーを発したため、カークらとの通信と転送が不可能になってしまった。

James T. Kirk leaping in the Narada.jpg

ナラーダに侵入したカーク

 スコットはナラーダの貨物室と思われる場所に彼らを転送したが、二人がナラーダで実体化すると複数のロミュラン人達が作業しているど真ん中であった。直ちに周りのロミュラン人たちからの銃撃を受け、二人は応戦した。カークがマヒさせたロミュラン人にスポックは精神融合を行い、ブラックホール発生装置とパイク大佐の居場所を読み取った。老スポックが乗ってきたジェリーフィッシュに辿り付き二人は中に入ったが、ジェリーフィッシュは同船の船長であるスポックに反応した。不審に思ったスポックはコンピュータにこの船の建造日と所属を求めたところ、2387年にヴァルカン科学アカデミーで建造された事が明らかとなった。スポックはカークに説明を求めたが、カークはこの船を操縦できるか尋ねて質問への回答をごまかした。スポックはこの時初めてカークを愛称の“ジム”と呼び、この計画は上手くいくのか疑問を呈した。カークは絶対に上手くいくとスポックを鼓舞した。

 スポックがジェリーフィッシュを操縦しナラーダから脱出し、カークはパイク大佐の救出に向かった。ブリッジではカークの居所を知ったネロとアイエルがカークを妨害するために彼の前に立ちはだかった。ネロはカークの姿を見てかつて地球の歴史で見たカークであると見るや、別の時間軸において彼はエンタープライズの艦長として最も叙勲された士官であったが、この時間軸においては自分が父親を奪いカーク自身の人生をも奪ったと言った。そして、カークに止めを刺そうとするが既に脱出していたスポックがジェリーフィッシュでドリルを破壊した事を知り、ネロは怒り狂ってスポックを殺すためにカークをアイエルに任せてブリッジへと戻った。アイエルはカークの首を締めながら片手で軽々と持ち上げた。そして、人間があまりに弱いと侮辱しながら何か喋ろうとするカークに、手を少し緩めて喋るゆとりを与えた。カークは「お前の銃を取った。」と言い、アイエルが腰の銃を確認しようと油断した瞬間、カークはアイエルを撃ち抜き、彼は採掘船の下層へと落ちて行った。そして、パイクを救うためにその場を去った。一方ネロはスポックに通信し、機会があれば殺すべきだったと述べ、ジェリーフィッシュに対して魚雷を発射した。魚雷に追尾されたジェリーフィッシュは直ちにワープに入り、ネロもそれを追ってナラーダをワープさせた。

 ワープアウトしたジェリーフィッシュは、同じくワープアウトしたナラーダに向けて衝突コースを取った。ネロは赤色物質を積んでいることを承知の上でジェリーフィッシュに向けて攻撃するよう命令した。そこへ現れたエンタープライズがフェイザーの一斉射撃でジェリーフィッシュを狙う魚雷すべてを撃ち落とした。

 一方ナラーダでは、カークが拷問台に捕らえられているパイクを見つけ出した。パイクは驚き、ここで何しているのか聞くが、カークは命令通り救出に来たと答えた。パイクを縛り付ける拘束具を外しているカークの背後から二名のロミュラン人が近付いたが、パイクは手元の銃でその二人を撃ち抜いた。そして、スコットはナラーダに衝突寸前のジェリーフィッシュからスポックを、ナラーダに残るカークとパイクの三名をエンタープライズに転送収容した。

James T. Kirk and Spock discuss Nero's Fate.jpg

ネロを救出するか否か議論するカークとスポック

 ナラーダと衝突したジェリーフィッシュは積んでいた赤色物質がブラックホールに代わり、ナラーダはブラックホールに吸い込まれ始めた。カークはネロに対して生存者の救助を申し出た。スポックはこの申し出に驚くが、カークはロミュランと連邦間の緊張関係改善に役立つかもしれない論理的判断だと述べるが、スポックは気が進まないと述べた。しかし、ネロはカークの申し出を拒否した。そこで、カークはナラーダに対する総攻撃を指示し、エンタープライズはナラーダに向けてフェイザーと光子魚雷で射撃を開始した。ナラーダは破壊されたが、逆にエンタープライズもブラックホールに引き込まれ始めてしまった。最高出力を出しても脱出できない状況で、カークはスコットに何か案はないか尋ねた。スコットはワープ・コアを放出してブラックホール付近で爆発させたら何とかなるかもしれないと提案し、カークは直ちに実行を命令し脱出に成功した。

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スポックと老スポックの対面

 地球に戻った後、スポックは老ヴァルカン人を見掛け父だと思って声をかけた。しかし、相手は父親ではなく老スポックであった。老スポックはスポックに自分の正体を明かした。スポックは何故カークに事情を説明させなかったのか尋ねるが、老スポックはタイムパラドックスによって宇宙が崩壊すると彼に暗示させたと述べた。スポックは嘘を言った事に驚いたが、老スポックは嘘ではなく信頼ゆえだと答え、今後カークとは友情を強めることになると言った。しかし、スポックはヴァルカンを再興するために艦隊を除隊するつもりであると述べたが、老スポックは艦隊に残ることを強く奨め彼の除隊を思いとどまらせた。そして、ヴァルカン式の敬礼で彼の長寿と繁栄を祈った。

 一方、カークは今回の功績を認められ、エンタープライズの艦長へと正式に就任が決まった。パイクは提督へと昇進し、エンタープライズの艦長職をカークへと引き継ぎ、自分も彼の父親も誇りに思っているだろうと賛辞を述べた。

 艦長のゴールドの制服を着たカークは、エンタープライズのブリッジに入り各クルーに発進準備を命令した。すると、スポックがブリッジに入ってきてエンタープライズ副長に志願すると申し出た。必要とあらば人物証明を提出すると。カークは快く申し出を受け、スポックを副長に任命した。そして、エンタープライズは宇宙へと飛び立っていった。

宇宙…そこは最後のフロンティア。これは宇宙船エンタープライズ号が、23世紀において任務を続行し、新しい生命と文明を求め、人類未踏の宇宙へ勇敢に航海した物語である。

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注釈編集

関連項目編集

外部リンク編集

前作
スタートレック:ネメシス
スタートレック映画 次作
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