Memory Alpha
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 コレナ・ミレル(Korenna Mirell)はエナランの女性である。若いとき父親がエナランのリーダーだったが、彼女の恋人が逆進派(Regressive)だったために板挟みになって苦しんだ経験がある。

 コレナが隠れて会っていた恋人のデイサン・アラリスは逆進派と呼ばれる人々のひとりだった。当時、逆進派はコロニーへの移住と称して秘密裏に虐殺されていた。デイサンは虐殺を知り、コレナに一緒に逃げようと持ちかけていたが、コレナは信じることが出来なかった。父親のジャレスはデイサンが彼女を利用するために騙していると説得した。コレナは恋人を裏切り、デイサンは処刑された。それ以降コレナは逆進派を迫害する多数派のひとりとなり、子供たちには、逆進派は問題を起こす悪い人々で植民星に自由な土地を得たが殺し合いと病気によって自滅したと伝えた。

 コレナがUSSヴォイジャーと交流した時、彼女は老いていた。彼女は死ぬ前に自分が経験した真実を伝えるため、ベラナ・トレス中尉テレパシーで記憶を送った。トレスは夢でその記憶を追体験し、伝え終わったコレナは死亡した。トレスは真実を他のエナランにも伝えるため、エナラン女性のジェセンに記憶を渡した。(VOY: 偽善者の楽園

背景[]

 老いたコレナ・ミレルはジョラ・ミレル(Jora Mirell)と呼ばれていた。劇中では述べられていないが、「ジョラ」は老いた女性に対して使う敬称である。(Star Trek Encyclopedia

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